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阿里巴巴集团(アリババ/Alibaba)中国最大の消費者向け電子商取引

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阿里巴巴集团Ālǐ bābā jítuán(アリババ、Alibaba)は、中華人民共和国(中国)最大のECなどを扱う会社です。「淘宝网」「天猫」「支付宝」など数多くのサービスを展開しています。

この記事では、阿里巴巴集团の沿革や主なサービスについて解説します。

阿里巴巴集团(アリババ)の創業者、马云(ジャック・マー)の歴史

勉強ができなかった

阿里巴巴集团を創業したのは、马云MǎYún(ジャック・マー、Jack Ma)です。

马云は、1964年9月、浙江省杭州市Zhèjiāng shěng Hángzhōu shì(せっこうしょう・こうしゅうし)に生まれました。

子どもの頃はまったく勉強ができず、一度目の大学入試(数学1点)、二度目の大学入試(数学19点)、三度目の大学入試(数学79点を取るも、総合点が5点足りない)という結果になりました。

一方、马云は英語の成績が良かったため、(中学時代の英語の女性教師が美人で勉強に励んだ。また、9年間、外国人に無料で観光ガイドをしていた)、欠員が出た英語学部へ入学することになりました。

絶対にあきらめない

二度の大学受験の失敗の後、马云は一時期就職を考えたことがありましたが、どこからも受け入れてもらえない経験をしています。

  • 警察官:同級生4人と面接を受ける→马云以外の4人が採用される
  • ホテル:従甥と面接を受ける→従甥だけが採用される
  • ケンタッキー:24人で面接を受ける→马云以外の23人が採用される

また、起業後も数多くの失敗を経験していますが、絶対にあきらめない強さを持っています。

2017年6月、アメリカのデトロイトで講演を行ったとき、马云は次のように述べています。

企業経営者にとって、すべてのことが難しい。今日は困難で明日ももっと困難だ。だから明後日を信じてください。明後日は良くなります。ただし、大多数の人たちは明日の晩であきらめてしまう。努力しなければ、明後日の太陽を見ることができない。だからこそ、あきらめないでください。

↑アメリカ・デトロイトでの講演の様子です。

インターネットに衝撃を受ける

1988年、大学を卒業した马云は英語教師として働き始めます。仕事も家庭生活も順調でしたが、現状に満足することなく、ビジネスの世界で挑戦しようと思い立ちます。

1995年、英語が得意な马云は、公務でアメリカに行くことになりました。ここで初めてインターネットに接続されたパソコンに触れました。

当時、経営していた翻訳会社「海博翻译社Hǎi bó fānyì shè」の簡易ホームページをつくったところ、ネットに公開してから数時間後に世界中から6通のメールが送られてきました。

この結果に衝撃を受け、马云は中国でウェブサイトを作ったら大きなビジネスチャンスになるのではないかと考えました。

阿里巴巴集团(アリババ)の沿革

阿里巴巴集团の創業

1999年、马云は生まれ故郷の杭州に戻りました。

1999年9月、马云は自分と妻、そして元教え子や友人の16人を加えた18人で民間中小企業向けのBtoB電子商取引企業「アリババ」を作るための決起集会を開きました。

↑決起集会の一部始終は録画されて残っています(公式動画ではないのですが)。

この創業メンバーはのちに「十八罗汉Shíbāluóhàn」(十八羅漢)と呼ばれるようになります。

創業後、马云はソフトバンクグループの会長、孫正義から出資を受けました。「会って5分で2000万ドルの投資を決めた」という有名なエピソードとして知られています。

中国ECの覇者へ

豊富な資金を得た马云は、アリババの業務拡大に動きました。

  • 2003年:CtoCプラットフォーム「淘宝网Táobǎo wǎng」(タオバオ、Taobao)
  • 2004年:電子決済サービス「支付宝Zhīfùbǎo」(Alipay)
  • 2008年:BtoCプラットフォーム「天猫Tiān māo」(Tモール)

電子商取引(EC)最大のライバルはアメリカの「eBay」です。eBayが中国に進出した2ヶ月後、アリババは「淘宝网」を開設し、eBayに挑むことになりました。

当初、eBayは中国のCtoCのシェアの90%を占めていましたが、アリババは「3年間、出品者と購入者から手数料を取らない」と宣言し、徐々にユーザー数を増やしていきます。

また、電子決済サービス「支付宝」を開発し、ついに顧客数がeBayを上回りました。

こうして、アリババは中国ECの覇者となったのでした。

第5位の経済体「アリババ経済圏」になる

马云は、2036年に向けて、世界で5番目に大きな経済体を作ることを目標にしています。

2017年9月8日に開催されたアリババ年次総会では、次のスピーチを行っています。

アリババ経済圏は、すでに世界で21位の経済大国に類する規模になりました。来る18年で世界5位の経済体になれるように皆さんと歩んでいきたいと願っています。1億人の雇用を世界的に創出すると同時に、20億人の消費者にサービスを用意し、1000万人の中小企業に利益をもたらすためのプラットフォームを提供し続けることを希望します。

↑アリババ年次総会の様子です。

2019年9月10日、马云さんは55歳の誕生日に会長職を引退しました(この1年前、翌年会長を退任することを発表していました)。

阿里巴巴集团(アリババ)の主なサービス

淘宝网

1688.com

アリババのBtoBサイト。中小企業のためのコミュニティになっています。

ウェブサイト:https://www.1688.com/

淘宝网

アジア最大のCtoCプラットフォーム。

ウェブサイト:https://taobao.com/

天猫(Tモール)

BtoCプラットフォーム。11月11日の「光棍节Guānggùn jié」(独身者の日)に開催されるセールが有名です(日本の大手ECの1年間の売上高を1日で叩き出す)。

ウェブサイト:https://www.tmall.com/

支付宝(Alipay)

オンライン決済最大手サービス。実店舗でのQR決済などにも利用されています。競合サービスは腾讯Téngxùn(テンセント、Tencent)の「微支付Wēi zhīfù」(ウィーチャットペイ、WeChatPay)。

ウェブサイト:https://alipay.com/

阿里云(アリババクラウド)

クラウド・コンピューティングサービス。アマゾンの「AWS」やグーグルの「Google Cloud Platform」を想像するとわかりやすいと思います。

ウェブサイト:https://cn.aliyun.com/

阿里巴巴集团(アリババ)の関連書籍

沈 才彬『中国新興企業の正体』

張 燕『ジャック・マー アリババの経営哲学』

王 利芬、李 翔『Alibaba アリババの野望 世界最大級の「ITの巨人」ジャック・マーの見る未来』

田中 道昭『GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略』

阿里巴巴集团(アリババ)の基本情報

会社名 阿里巴巴集团
英文名 Alibaba Group Holding
市場 ニューヨーク証券取引所(NYSE): BABA 

香港証券取引所(SEHK): 9988

本社所在地 中国浙江省杭州市
設立 1999年9月
代表者名 马云(ジャック・マー)
ウェブサイト https://www.1688.com/
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