Nostalgia Ver1@を徹底検証:多通貨ペアで運用する早朝スキャルピングEAの決定版

「Nostalgia Ver1@」は、「E = mc²」や「Einstein」で知られるアルベルトさんの新作EAです。多通貨ペアで利用できる早朝スキャルピング(朝スキャ)EAで相場から利益を獲得していきます。
ここでは、アルベルトさんの「Nostalgia Ver1@」の特徴、フォワードテスト、バックテスト、口コミなどについて徹底検証します。
目次
Nostalgia Ver1@のフォワードテスト
約定 日時 | 通貨 ペア | 結果 | 損益 |
2020/01/13 0:05:00 | AUD/JPY | -600 | 2,325 |
2020/01/13 0:05:00 | EUR/CHF | 2,925 | 2,925 |
2020/01/16 0:05:00 | GBP/USD | -4,945 | -2,620 |
2020/01/20 0:08:00 | GBP/USD | 1,874 | -746 |
2020/01/21 0:37:00 | EUR/JPY | 2,300 | 1,554 |
2020/01/23 0:07:00 | GBP/USD | 2,527 | 4,081 |
2020/01/27 0:05:00 | EUR/JPY | 6,200 | 10,281 |
2020/01/27 0:06:00 | USD/JPY | 1,400 | 11,681 |
「Nostalgia Ver1@」のフォワードテストの実績です。
取引ロットは1.0(10万通貨)になります。
2020年1月13日〜2020年1月27日までの成績は「11,681円」でした。
通貨ペアを見ると、多通貨ペアで運用されているのがわかります。
「収益」「収益率」「勝率」などの最新情報は、「Nostalgia Ver1@」の商品ページに掲載されているので、ご参照ください。
Nostalgia Ver1@の特徴
通貨ペア | USD/JPY EUR/JPY AUD/JPY GBP/USD USD/CAD EUR/CHF |
取引スタイル | スキャルピング |
最大ポジション数 | 1 |
使用時間足 | 15分足 |
ストップロス(SL) | 50(その他、内部決済) |
テイクプロフィット(TP) | 60(その他、内部決済) |
両建て | なし |
「Nostalgia Ver1@」は早朝スキャルピングEAです。USD/JPYをはじめ6通貨ペアで運用できます。
アルベルトさんがこれまでに発表してきた「E = mc²」「Einstein アインシュタイン」はほぼ全時間帯でトレードするのに対して、「Nostalgia Ver1@」は早朝トレードします。
- E = mc²:GBP/USD「売り」のみ
- Einstein:USD/JPY「買い」のみ
そのため、これまでのEAとは毛色が違うタイプと言えるでしょう。
「無駄なEAをたくさん買って散財した経験がある方」にとって、その経験が最後になることを願っているというのが伝わってきます(アルベルトさんの文章面白いです)。
Nostalgia Ver1@のパラメータ設定
「Nostalgia Ver1@」のパラメータ設定について解説します。
※追記
EAはかんたん設計されているものがいちばんです。
SOMEYA
Nostalgia Ver1@のバックテスト
USD/JPY
EUR/JPY
AUD/JPY
GBP/USD
USD/CAD
EUR/CHF
※表は公式サイトと同じようにEUR/JPYを使用
通貨ペア | EUR/JPY |
期間 | 2012.01.02 – 2019.5.29 |
初期証拠金 | 10,000ドル |
スプレッド | – |
純益 | 2,195.71ドル |
プロフィットファクタ(PF) | 1.52 |
ペイオフレシオ(PR) | 0.49 |
最大ドローダウン | 278.13(2.72%) |
相対ドローダウン | 2.72% |
勝率 | 75.65% |
最大勝トレード | 56.42 |
最大敗トレード | -47.18 |
平均勝トレード | 8.12 |
平均敗トレード | -16.57 |
最大連勝 | 22 |
最大連敗 | 3 |
平均連勝 | 4 |
平均連敗 | 1 |
バックテスト精度
バックテストは、公式のものを採用しています。
「2012年〜2019年」のデータ。検証期間は少し短めに感じます。
純益
純益は約8年間で「2,195ドル」でした。
100万円の証拠金が約319万円になるイメージです。
プロフィットファクタ(PF)
プロフィットファクタ(総利益が総損失の何倍かを表す指標)は1.52でした。これは非常に高い結果と言えるでしょう。一般的には、PFが1.50以上あると優秀なEAと判断されます。
1.00倍を超えていれば、理論上は取引を続けるごとに利益が増えていくことになるので、長期的に運用できるEAと言えるでしょう。
ペイオフレシオ(PR)
ペイオフレシオ(損益率。勝ち平均が負け平均の何倍かを表す指標)は、0.49でした。
1.00を下回っているということは、1回あたりの勝ち平均が1回あたりの負け平均より小さいということです。これはEAのタイプなので良い悪いという意味ではありません。
勝率が75.65%の場合、損益率は0.32以上あれば、取引手法として成り立ちます。これを考慮すると、「Nostalgia Ver1@」は、十分手法として成り立つと言えるでしょう。
損益がトントンになるPR=負ける確率÷勝つ確率
ドローダウン
相対ドローダウンは、最大で2.72%でした。ドローダウンは20%を超えると「メンタルがキツい…」と言われるので、十分運用に耐えられるものと言えます。
バックテストは1.0ロットで運用しているので素晴らしい成績と言えます。実際は多通貨ペアで運用するので、1通貨ペアあたりのロットを増やすのではなく、通貨ペア数を増やしてトレードする方がよりリスクを抑えた運用が可能になります。
トレードの傾向
「Nostalgia Ver1@」は、多くの通貨ペアでトレードをします。早朝スキャルピングのEAですが、コツコツドカンタイプではないので、1回の負けで退場してしまうリスクも低いEAと言えるでしょう。
EAを撤退させるラインについては、「最大ドローダウンを更新したとき」など、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。
SOMEYA
Nostalgia Ver1@の口コミ・評判
GogoJungleに投稿された「Nostalgia Ver1@」の口コミ・評判を見てみましょう。
>> 「Nostalgia Ver1@」の最新レビューを見る
まとめ
アルベルトさんの「Nostalgia Ver1@」を徹底検証しました。
あなたがFX相場を攻略するのを応援しています。