Panda-A_M15_EURUSDを徹底検証:6つのロジックを内包したハイブリッド型EA

「Panda-A_M15_EURUSD」は、1つのEAで3通貨ペア(EUR/JPY, GBP/JPY, AUD/JPY)に対応しているEAです。大型アップデートを行い、さらにポテンシャルが強化されました。
ここでは、ぱんだーさんの「Panda-A_M15_EURUSD」の特徴、フォワードテスト、バックテスト、口コミなどについて徹底検証します。
目次
Panda-A_M15_EURUSDのフォワードテスト
「Panda-A_M15_EURUSD」のフォワードテストの実績です。
取引ロットは0.1(1万通貨)になります。
2019年6月17日〜2020年2月21日までで「55,983円」の利益でした。
- 2019年6月:10,461円
- 2019年7月:9,865円
- 2019年8月:4,907円
- 2019年9月:-3,434円
- 2019年10月:4,056円
- 2019年11月:4,468円
- 2019年12月:871円
- 2020年1月:7,276円
- 2020年2月:12,671円
フォワードを走らせてからマイナス損益になったのは1ヶ月だけという素晴らしい成績です。一時的に成績が落ち込んでもEAをぶん投げない大切さがわかります。
「収益」「収益率」「勝率」などの最新情報は、「Panda-A_M15_EURUSD」の商品ページに掲載されているので、ご参照ください。
Panda-A_M15_EURUSDの特徴
通貨ペア | EUR/USD |
取引スタイル | スキャルピング デイトレード |
最大ポジション数 | 6 |
使用時間足 | 15分足 |
ストップロス(SL) | 100(内部ロジックあり) |
テイクプロフィット(TP) | 100(内部ロジックあり) |
両建て | あり |
6つのロジックを搭載
「Panda-A_M15_EURUSD」は最大で6ポジションを持ちます。と聞くと「ナンピン…!?」「マーチン…!?」と身構えてしまう方もいるかもしれませんが、心配はいりません。
1つのEA内に6つのロジックを搭載しており、それぞれのロジックが1ポジションずつ保有します。
なぜ、6つもロジックが搭載されているのかというと、相場はレンジ相場やトレンド相場があり、1つのロジックでは対応できないからです。
そのため、「Panda-A_M15_EURUSD」は「買い」と「売り」それぞれ3つずつ、合計6つのポジションでさまざまな相場を攻略します。
週末にポジションを持ち越さない
「Panda-A_M15_EURUSD」は週末にポジションを持ち越さない仕様です。
昨今の不安定な相場(いろいろありますね…)にはぴったりと言えるでしょう。
ロットを入力するだけで使える
「Panda-A_M15_EURUSD」は難しい設定はなく、ロットを入力すれば使えるようになっています。
EAって難しい設定のものが多いので、かんたんなのはうれしいですね。
Panda-A_M15_EURUSDのパラメータ設定
「Panda-A_M15_EURUSD」のパラメータ設定について解説します。
- MAGIC1:マジックナンバー1
- MAGIC2:マジックナンバー2
- MAGIC3:マジックナンバー3
- Lots:取引ロット
- COM:コメント
- Spread:許容スプレッド
- Logic1:Logic1のON/OFF(true=ON, false=OFF)
- Logic2:Logic2のON/OFF(true=ON, false=OFF)
- Logic3:Logic3のON/OFF(true=ON, false=OFF)
- Logic4:Logic4のON/OFF(true=ON, false=OFF)
- Logic5:Logic5のON/OFF(true=ON, false=OFF)
- Logic6:Logic6のON/OFF(true=ON, false=OFF)
EAは初期値で運用するのをおすすめします。
SOMEYA
Panda-A_M15_EURUSDのバックテスト
通貨ペア | EUR/USD |
期間 | 2012.01.02 – 2019.8.28 |
初期証拠金 | 100,000円 |
スプレッド | 15 |
純益 | 523,640円 |
プロフィットファクタ(PF) | 1.53 |
ペイオフレシオ(PR) | 0.64 |
最大ドローダウン | 59,288(31.32%) |
相対ドローダウン | 35.51% |
勝率 | 70.38% |
最大勝トレード | 7,445.48 |
最大敗トレード | -10,637.10 |
平均勝トレード | 1095.07 |
平均敗トレード | -1,698.07 |
最大連勝 | 29 |
最大連敗 | 6 |
平均連勝 | 4 |
平均連敗 | 2 |
バックテスト精度
バックテストは、公式のものを採用しています。
「不整合チャートエラー」は「0」。「2012年〜2019年」のデータ。
バックテストに使っているデータは許容範囲と言えるでしょう。
純益
純益は8年間で「523,640円」でした。
バックテストはおそらく10万円の証拠金で行っているので、資金が約6倍に増えている計算になります。ただ、これだとちょっとリスクが高いので(6ポジション持つので)、0.1ロットで運用するなら30万円くらいの証拠金は欲しいところです。
プロフィットファクタ(PF)
プロフィットファクタ(総利益が総損失の何倍かを表す指標)は1.53でした。
1.00倍を超えていれば、理論上は取引を続けるごとに利益が増えていくことになるので、長期的に運用できるEAと言えるでしょう。
ペイオフレシオ(PR)
ペイオフレシオ(損益率。勝ち平均が負け平均の何倍かを表す指標)は、0.64でした。
1.00を下回っているということは、1回あたりの勝ち平均が1回あたりの負け平均より小さいということです。
勝率が63.58%の場合、損益率は0.42以上あれば、取引手法として成り立ちます。「Panda-A_M15_EURUSD」はトレードを繰り返すことで長期的に優位性があると言えます。
損益がトントンになるPR=負ける確率÷勝つ確率
ドローダウン
相対ドローダウンは、最大で35.51%でした。ドローダウンは20%を超えると「メンタルがキツい…」と言われるので、ちょっとキツいのが正直なところです。
ただ、これは証拠金がかなりパツパツな状態でバックテストを行っているため、30万円あたり0.1ロットみたいな感じでトレードすれば相対ドローダウンは改善されます。
トレードの傾向
「Panda-A_M15_EURUSD」は、複数のポジションを持つことで安定した運用が可能なEAです。苦手な相場をそれぞれがカバーしますが、それなりにドローダウン期はあるので、理解しておきましょう。
EAを撤退させるラインについては、「最大ドローダウンを更新したとき」など、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。
SOMEYA
Panda-A_M15_EURUSDの口コミ・評判
GogoJungleに投稿された「Panda-A_M15_EURUSD」の口コミ・評判を見てみましょう。
>> 「Panda-A_M15_EURUSD」の最新レビューを見る
まとめ
ぱんだーさんの「Panda-A_M15_EURUSD」を徹底検証しました。
「Panda-A_M15_EURUSD」は買いと売りで3ポジションずつ、合計6ポジションでポートフォリオを構築できるEAです。再現性も高くとても優秀なEAと言えるでしょう。
あなたがFX相場を攻略するのを応援しています。