White Bear Z USDJPYを徹底検証、2014年の発売以降ずーっと売れている超ロングセラーのスキャルピングEA

White Bear Z USDJPYを徹底検証、2014年の発売以降ずーっと売れている超ロングセラーのスキャルピングEA EA検証

おそらく現在のFX業界、とりわけシステムトレード界隈でもっとも有名な方といえば、「ラッコ」さんといって間違いないでしょう(最近は「東京シストレ」さんの勢いもスゴいです)。

「これほど謙虚にEAを開発されている方もいないのでは?」と感じさせられます。

ここでは、ラッコさんのEAから「White Bear Z USDJPY」を徹底検証します。

SOMEYA

ラッコさんのEAはどれもロングセラーですね。

White Bear Z USDJPYのフォワードテスト

White Bear Z USDJPY | GogoJungle

「White Bear Z USDJPY」のフォワードテストの実績です。

取引枚数は複利によって徐々に上げています(0.12〜0.22)。

2014年〜2018年の年間成績

まずは、2014年9月〜2018年10月の年間成績です。

  • 2014年:25,865円
  • 2015年:116,567円
  • 2016年:117,578円
  • 2017年:78,769円
  • 2018年:68,628円

5年間で「407,407円」の利益が出ています。

「White Bear Z USDJPY」は一時期「不調なのでは?」と言われていたこともありますが、長期的に運用を続けるということの大切さがわかりますね。

2018年の月間成績

続いて、直近の成績を詳しく見てみましょう。

2018年1月〜10月月間成績です。

  • 1月:1,540円
  • 2月:14,322円
  • 3月:3,674円
  • 4月:2,200円
  • 5月:7,634円
  • 6月:8,932円
  • 7月:3,652円
  • 8月:2,704円
  • 9月:1,365円
  • 10月:9,485円

2018年は10月現在までに「68,628円」の利益が出ています。

こうして見ると、「ドカン」と稼いでいるというより、「コツコツ」利益を積み重ねているイメージがありますよね。

また、月ベースでマイナスがないというのも素晴らしいところです。

証拠金に余裕がある方は、少し高めのロットで運用するのも良いかもしれません。ただし、最大で3ポジション持つので、ロットの貼りすぎには十分気をつけましょう。

最新の「収益」「収益率(全期間)」「勝率」などの情報は、「White Bear Z USDJPY」の商品ページに掲載されています。

White Bear Z USDJPYの特徴

通貨ペア USD/JPY
取引スタイル スキャルピング、デイトレード
最大ポジション数 3
使用時間足 5分足
ストップロス(SL) 60
テイクプロフィット(TP) 7
両建て なし

長時間足で順張り、短時間足で逆張りにエントリーするスキャルピングEA

「White Bear Z USDJPY」は、ラッコさんの人気EAシリーズ「White Bear」と同様、長い時間足では順張り、短い時間足では逆張りになるようにエントリーします。

これによって長期的にトレンドに逆らわない優位性のあるトレードができるようになります。

トレード時間は日本時間の早朝に限定

「White Bear Z USDJPY」は、トレード時間が「日本時間の早朝(3:30〜8:00)」に限定されます。この時間帯の特徴と言えば、ズバリ「レンジ相場」ですよね。

この凪のような落ち着いた相場でコツコツ利益を積み重ねていきます。

最大ポジション数は「3」

「White Bear Z USDJPY」の最大ポジション数は「3」です。

最近は「シングルポジション」のEAが人気ですが、「White Bear Z USDJPY」が発売された当時を思うと「3」ポジション持つのは仕方ないと言えるでしょう。

普通にリスク管理していれば、まったく怖くありません。

SOMEYA

「White Bear Z USDJPY」は初心者の方でも使いやすいEAです。

ラッコさんのEAのおさらい

ここで、ラッコさんのEAを振り返ってみましょう。たくさんあってわかりにくいEAも、整理するとわかりやすくなります。

ラッコさんは以前はたくさんのEAが販売されていましたが、現在はシンプルになっています。

  • Forex Racco V2(2011年8月30日)
  • Forex Brown Bear for D(2012年4月24日)
  • White Bear Z USDJPY(2014年9月19日)
  • White Bear Z EURJPY(2015年3月2日)

現在、手に入る最古のEAは、2011年に発売された「Forex Racco V2」です。

この記事では「White Bear」シリーズを中心に解説するので、ここでは詳細は割愛します。

「White Bear Z」シリーズ

現在、販売されている「White Bear Z」は2本あります。

  • White Bear Z USDJPY(2014年9月19日)
  • White Bear Z EURJPY(2015年3月2日)

White Bear Z EURJPY」もUSDJPY版と同様、日本時間の早朝にエントリーします。

ただ、こちらはUSDJPY版と比べて若干損益の波が大きめになります(利益は十分出ているので、枚数に気をつければ運用できます)。

「White Bear Z USD, EUR, GBPの3本セット」もあり

実績のあるWhite Bear Zシリーズでポートフォリオを組もう!実績のあるWhite Bear Zシリーズでポートフォリオを組もう!?|?fx-on.com

そして、「White Bear Z」のUSDJPY、EURJPY、GBPJPYの3本をセットした「【期間・本数限定セット】White Bear Z USD, EUR, GBPの3本セット」も発売されています。

それぞれ単品で購入すると94,800円のところ、セットだと67,300円なので、27,500円お得です。

「えっ、GBPJPYなんてなかった…!?」

そうなんです。

現在、販売されているのはUSDJPYとEURJPYの2種類のみで、GBPJPYは廃盤になっています。

その理由は…

「White Bear Z GBP」のフォワード成績がよろしくないんですよね…(ノ∀`)アチャー

現時点では、このセットはスルーしちゃって良いでしょう。

USDJPYとEURJPYでポートフォリオを組んで運用するのをオススメします。

SOMEYA

特に「White Bear Z USDJPY」は超ロングセラーになるだけの実力があります。

White Bear Z USDJPYのパラメータ設定

「White Bear Z USDJPY」のパラメータ設定について重要部分のみ解説します。

複利機能

「White Bear Z USDJPY」には複利機能が搭載されています。

「mm」を「true」にすると複利機能がオンになります。

ニュースフィルター

経済指標発表の前後の指定時間のエントリーを制限できます。

金曜日フィルター

金曜日の指定時間に強制的にポジションをクローズします。

また、月曜日の早朝はエントリーしない仕様になっています(こちらは設定変更不可)。

GMTオフセット

「White Bear Z USDJPY」は、GMTオフセットが自動で設定できます。

「AutoGMT」を「true」にすると、サーバ時刻(MT4の時刻)がGMT(グリニッジ標準時)に対して何時間ズレているかを自動で計測してくれます。

「White Bear Z USDJPY」は「日本時間早朝」という「時間」をロジックに取り入れているため、このようにGMTオフセットを自動でやってくれるのはうれしいですね。

SOMEYA

「White Bear Z USDJPY」は、EA初心者でも設定しやすいパラメータです。

White Bear Z USDJPYのバックテスト

White Bear Z USDJPY 一本勝ちのバックテスト White Bear Z USDJPY
通貨ペア USD/JPY
期間 2011.06.13 – 2014.08.19
初期証拠金 10,000ドル
スプレッド 8
純益 3,549.41
プロフィットファクタ(PF) 3.89
ペイオフレシオ(PR) 0.70
最大ドローダウン 472.46(4.49%)
相対ドローダウン 4.49%
勝率 84.74%
最大勝トレード 16.68
最大敗トレード -64.77
平均勝トレード 11.32
平均敗トレード -16.13
最大連勝 39
最大連敗 4
平均連勝 8
平均連敗 1

バックテスト精度

バックテストは、ゴゴジャンに掲載されている公式のものを採用しています。

検証期間は、2011年〜2014年のため、若干短くなります。

しかし、その分、フォワードで実績が出ているのが何よりの証拠です。そのため、バックテストが短いのはほぼ気にする必要がないと言って良いでしょう。

純益

純益は5年間で「3,549.41ドル」でした。

100万円が135万円になる計算です。

こう考えると少し物足りなく感じますが、それはロットを調整すると解決できます(くれぐれもロットの上げすぎには注意しましょう)。

プロフィットファクタ(PF)

プロフィットファクタ(総利益が総損失の何倍かを表す指標)は3.89倍と大変良い結果でした。

1.00倍を超えていれば、理論上は取引を続けるごとに利益が増えていくことになるので、長期的に運用できるEAと言えるでしょう。

1.50倍を超えていれば「素晴らしいEA」と言われるなか、3.89倍は化け物ですね(笑)。

ペイオフレシオ(PR)

ペイオフレシオ(損益率。勝ち平均が負け平均の何倍かを表す指標)は、0.70でした。

1.00を下回っているということは、1回あたりの勝ち平均が1回あたりの負け平均より小さいということです。

「White Bear Z USDJPY」は勝率が高いので(84.74%)、勝率で補っていることになります。

勝率が84.74%の場合、損益率は0.18以上あれば、取引手法として成り立ちます。これを考慮すると、「White Bear Z USDJPY」は、十分すぎるほど手法として成り立つと言えるでしょう。

損益がトントンになるPR=負ける確率÷勝つ確率

ドローダウン

相対ドローダウンは、最大で4.49%でした。20%を超えると「メンタルがキツい…」と言われますが、4%台なのでまったく問題ないでしょう。

ドローダウンが低いため、資金効率を高くするにはロットを高くすることもおすすめします。

具体的には、100万円に対して0.44ロット(4.4万通貨)までなら問題ないでしょう。ただし、証拠金の兼ね合いもあると思うので、注意してください。

もし、資金効率が悪いのが気になる方は、EAの数を増やすのもオススメです。

トレードの傾向

「White Bear Z USDJPY」は、勝率を高めにコツコツ利益を重ねていくEAです。

たまに連敗するときもありますが、基本的には勝ち回数の多くなります。

平均連勝が8、平均連敗が1というのもハートに優しいトレードができますね(笑)。

EAを運用するときに大切なのは、目の前の1回、2回の負けで決めるのではなく、長期に運用して相場が変わったときに撤退することです。

SOMEYA

EAを撤退させるラインについては、「最大ドローダウンを更新したとき」など、あらかじめルールを決めておくと良いでしょう。

White Bear Z USDJPYの口コミ・評判

GogoJungleに投稿された「White Bear Z USDJPY」の口コミ・評判を見てみましょう。

ユーザー

2017年度のリアル口座での利益は+286pipsでした。

収益力が高いとは言えませんが、逃げ方が上手なのかとてもきれいなな右上がりの曲線を描いてくれています。 この快進撃がどこまで続いてくれるか非常に楽しみです。

ユーザー
発売後、すぐ購入したこのEAのおかげで口座も収益出ました。多くのはずれEAで損して、一握りの大当たりEAで利益をだすことを知ったEAでした。
ユーザー

勝率が良く、ほとんど勝ちます。1日1回がMAXのエントリーです。

エントリーしないときもあります。単利の小ロットだと利益が少ないため、複利で大ロット向けだと思います。最低でも10万通貨で運用した方が良いと思います。

ユーザー
最大DDが少なく、勝率が高いということで購入させていただきましたが、 とにかく取引回数が少ないと思います。 購入して1週間たちますがまだ一回も取引していません。

>>「White Bear Z USDJPY」のレビューをもっと見る

まとめ

ラッコさんの「White Bear Z USDJPY」を徹底検証しました。

「White Bear Z USDJPY」は2014年の発売以降、ずっと売れ続けている超ロングセラーEAです。EA初心者の方でも利用しやすいので、ぜひ利用すると良いでしょう。

コツコツ系のスキャルピングEAがあると頼もしいですね!